髪にまつわる怖いかもしれない話
夏なので怖い話、と言いたいけど怖いのかちょっと分からない話をふたつ。
意味が分からなくて、怖いというよりちょっと気持ち悪いかも。オチも何もありません。
その一
図書館から借りた本を読んでいたら髪の毛が出てきた。
十数センチの真っ直ぐな髪の毛が本のノドに挟まっていたので、つまんで捨てたんだけど、まだ次のページにも同じように挟まっていて。ページをめくってよく見れば、または挟まってる。
真っ直ぐな髪の毛が一本ずつなので気づかなかったけれど、読んできたページにも挟まっていて、見開き三回に二回くらい見つかった。
たぶん図書館の人も気づかなかったんだろうなぁと思う。
誰が何のためにしたんでしょうねぇ。
その二
何気なくベランダを見たら、真っ黒い毛玉のような物が落ちてた。
ゴルフボールとテニスボールの間くらいの大きさで、まっくろくろすけっぽい。
排水溝がふさがると困ると思って取りに行ったんだけど、近くで見ると髪の毛の塊にしか見えない。
上のレンズで見ても下のレンズで見ても(近近眼鏡)眼鏡を外して見ても、丸めた真っ黒な髪の毛。
テレビの怖い話とかなら長い黒髪がべろっとあるんだろうけど、丸めてあるので絵面的にはそこまで怖くないけどさ。ベランダの中なんか投げ入れないと入らないと思うんだけど、何でこんなものが。
放っておく訳にもいかないので、ビニール袋をかぶせるように取ったその感触もやっぱり髪の毛っぽい。正直ものすごーく気持ち悪かった。
画像はこないだ作ったシュシュ。
暑くて100均で買ったナイロンのシュシュが首に当たると気持ち悪くて。
お古のパジャマのスウェットでボリューム少なめのものを。ぐし縫いでどんどん縫ってゴムを通して出来上がり。簡単快適。
髪を切りに行くのが面倒で、ずっとお団子です。
しまりんでもセーラームーンでもなく、磯野フネタイプ。