あの子はベスよ…
こういう昔の少女漫画の絵って、描いててすごくしっくりきます。ああ楽しい。似てなくても気にしない。
週に一度病院で理学療法って肩と肘にナントカ波を浴びてるんですが、その間十数分、じーっと何もせずに座ってるわけですよ。
力を抜いてリラックスしてた方が良いらしく、本も読めない。
椅子に座っている間、ガラスの仮面でさやかさんがマヤちゃんと若草物語のベスの座を競うシーンを思い出しています。毎回。
ベスとして椅子に座るというだけの試験のシーンなんですけどね。
さやかさんが「どれだけの時間こうしていれば良いのかしら」とか思いつつ欠伸を噛み殺していると、マヤちゃんは大欠伸してパントマイムで編み物を始めたり、架空の窓の外を眺めたり思い出し笑いをしたりします。
麗さんや泰子さんがそれを見て「あの子はベスよ……」とか言って、さやかさんは完敗するという。
気がつけば、それを毎週毎週、ボンヤリ椅子に座りながら思い出してるんですよ。条件反射でしょうか。
そういえば『ガラスの仮面』も紫織さんがヤバいことになった辺りから読んでないんですが、どうなったんだろう。
そのうちまた最初から読まなくては。